賃貸借契約書の原状回復について | 貸地・事業用地はカシチ不動産

貸地不動産 > お知らせ > 不動産ブログ > 賃貸借契約書の原状回復について

不動産ブログ

賃貸借契約書の原状回復について

倉庫でも工場、土地でもなんでも賃貸借契約を締結する時に、意外と見落とされがちな項目として「原状回復」が挙げられます。

どなたも最初はシッカリと下調べをして契約を考えられますが、退去時のことまで見通しを立て契約することは見落とされがちなケースです。

その為、退去する時になって「原状回復」のトラブルになることは少なくありません。


原状回復とは??

物件を借りて事業用として倉庫・工場・事務所・店舗などに造作物を設置した場合は、退去時には「原状回復」が必要になります。

この原状回復とは何か、それは「契約した時と同じ状態に戻す」という事です。ひらたく言うと借りたものを借りた最初の状態にしてお返しをする。

当たり前のことなんですが、実際、いざ退去の際になると

「これはもとからあった?なかった?」
「作動していた?もともと壊れた!」
「設備物・残置物・造作物?どっち??」

といったことでトラブルに巻き込まれるケースはございます。

その為、未然に防ぐことが肝心となります。この未然に防ぐために借主様ができることは2つあります。

1.契約前の状態をキチンと把握する 写真で保管

原状回復は、あくまで「契約前の状態に戻す」だけで、契約前以上にする必要はありません。もとから瑕疵がある状態で契約をしたのであれば、それらを直す義務はありません。また経年変化などの通常損耗も原状回復義務にはあたりません。

トラブルの要因として、退去時に瑕疵がありそれが契約前に発生したのか契約後に発生したのか把握していないことから起因します。

ですので「契約前の状態」を借主・貸主の双方が把握しておくことが非常に重要となってきます。

有効な方法として、契約前に管理会社様に現場の状況写真を保管してもらうことです。それでも不安な場合やオーナー様ご自身で物件管理をされているケースは、借主様側でも写真を保管し、双方確認のもと契約されるもの一つの方法かと思われます。

2.契約書の特約で対応

通常の契約書の書式は基本的な「原状回復」について触れらていますが、それ以上の詳細については触れられていません。

「設置した造作・設備等を撤去し、本物件の変更箇所及び本物件に生じた汚損、損傷箇所をすべて修復」「原状の変更」等は記載されていますが、それ以外のことで記載されていないが為に問題になるケースがあります。

例えば。。

・造作物の負担区分
・設置物か残置物か
・残置物の撤去費用
・造作物譲渡
・造作物買取請求権
・途中解約で起こる問題

などが挙げられます。

造作物を承諾を得て設置し次の借主が望む場合は回復義務が免除されることも稀にありますが、通常は契約書通りに原状回復が進められます。契約書にない箇所は特約を付けて貰う必要があり注意が必要です。

賃貸借契約書をよく読まずに契約をした結果、のちのち大変なことに・・・なんてならない為に契約前にキッチリ確認することが重要です。

ハコモノ不動産へのお問い合わせ

実際に土地・倉庫・工場の入居募集を依頼してみる

受付時間:10:00~18:00
定休日:水曜日・祝日

電話番号 03-5249-4688入居募集を依頼する

平日 10:00~18:00 / 定休日:水曜日、祝日