不動産ブログ
広告掲載のチェック

通常、テナント・借主を募集する場合は不動産会社を通して募集するの一般的ですよね。大家さん自ら入居者を見つけられることもありますが、それは稀です。
今回は不動産会社を通してテナント・借主募集するにあたり、その不動産会社がしっかり募集を行っているか確認についてのお話です。
どうやって広告しているの?
不動産会社がテナント・借主募集をする際、以下の方法で行います。
- 現地に看板を付ける
- 募集図面を作成し広告
- 紙媒体で周知
- ファックスで周知
- メールで周知
- インターネットで周知
のような方法があげられます。
少し前まで3.紙媒体で周知が当たり前の不動産業界でしたが、インターネットの登場により広告方法が紙からインターネットへと変化しました。つまり、借主希望者さんは紙媒体を見て問い合わせをするよりインターネットを見てお問い合わせをするようになったということです。(これは不動産会社からお客様へ入居募集紹介のお話)
ウェブでこの記事を見られている人にとって、なんら当たり前の話なんですがこの不動産業界ではまだまだ当たり前とはいきません。
余談ですが不動産業者間の図面の受渡しや内見方法等は、FAXが主流で電子メールを使った方法の定着はまだまだ時間はかかりそうです。(これは不動産会社間の情報受渡しのお話)
インターネットによる広告が主流に
どの方法も有効な方法ですが、特に最近ではインターネットでの募集方が主流となっています。ですが、全ての不動産会社産がインターネットに対応した広告掲載を行っているかと言うとそうでないことが多いのが実際の現状です。
事業用不動産(倉庫・工場・テナント・事務所・貸地)であれば、最低でも下記インターネットサイトに広告掲載する必要がある私は考えています。
- レインズ
- アットホーム
- 自社のウェブサイト
事業用物件を扱うのであれば不動産会社は「アットホーム」への物件掲載することは絶対と言っても過言ではありません。
不動産流通機構のサイト「レインズ」に物件情報を掲載することもアットホームと同様に重要です。アットホームは物件が掲載されたかオーナー様でも直接確認できますが、レインズ(賃貸)は不動産会社しか閲覧できず確認のしようがありません。
掲載されているか気になる場合、募集依頼をしている不動産会社に物件掲載概要の写しを頂くか、他の不動産会社に掲載されているかの事実確認をする方法しか思い当たりません。
また、倉庫・工場・貸地物件等の事業用不動産を専門性のない自社サイトのみに掲載を行うことは、広告効果としての意味はほとんどありません。
上記3つウェブサイトに物件掲載をすることはテナント募集方法では必須といえますが、それを行っていない不動産会社さんに物件募集をお任せになられるオーナー様は少なくありません。きっと、昔からの付き合いを優先して依頼されているのでしょうか。
もし募集依頼した物件がなかなか決まらない場合、一度、広告の募集確認をされてみるのも良い機会かもしれません。実際、図面作成すらされてなかったり、インターネットに掲載されてい、写真も載っていなければ別の不動産会社も考える機会かと思われます。